「自分だけやってないこと」への向き合い方

こんにちは、猫撫です。

皆さんはゲームをしたことがありますか?僕はあります。

ゲームって良いですよね。今ではインターネット(今このブログを読むのに使っているもの)を利用して遠くの友人と一緒にプレイできたりして、とても楽しいものだと思います。

ですが、ゲームには一つ大きな問題があります。それは、

 

他の友人みんなやってるけど俺このゲームやってない……

 

他の友人はみんなやってるゲームの話題ばっかりで置いていかれちゃう……

 

そう、遠くの友人とも一緒に同じゲームが遊べるようになった昨今、ゲームは単なる児戯(じぎ)ではなくコミュニケーションの手段にもなっているのです。そんな中、自分だけハマれていないゲームがあるというのは一大事なのです。みんなやってるゲームを持ってない、ハマれないというのは極端な話、「鬼ごっこしようぜ~」という友人の誘いに「あ~…オニゴッコ、ね。ま、知ってはいるけどああいうの趣味じゃないんですよネ……」と返事をするのと同意なわけです。(適当なのでたぶんそんなことないです)

(微妙に関係のない話をするゾーン開始)

自分には小5の弟がいるのですが、フォートナイト(基本無料の銃を撃ったり建物を作ったりするゲーム。小中学生の間で荒野行動の後に流行った)で有料のスキン(フォートナイトは普通にプレイする分には無料だがお金を払うことで見た目を変更できるようになる)を購入することが友人と遊ぶ条件であったりしたらしいです。人様の友人関係に首を突っ込むべきではないと思うのですが、遊ぶためにお金を払う必要があるのって「友達料」みたいな感じでちょっと不健全な関係ですよね。

(微妙に関係のない話をするゾーン終了)

ここまで長々と話してきましたが、要はゲームというものは友人との付き合いの上でちょっと引くくらい大きな要素だと思うのです。

なぜ僕がそう思うのかというと、僕の友人のほとんどがハマっていて、自分以外にやっていない人が数人しかいないゲームがあるからです。

league of legend(以下、lol)というゲームがそうなのですが、このゲーム、自分以外本当にみんながある程度しっかりやっているのに自分は本当に少しやっただけで嫌になってしまったんです。

(ここから少し文体が荒くなるしこのゲームのことを悪く言う表現があるかもしれません。割と自分側に原因があるところもあるので下手な人間の愚痴だと思って聞き流してください)

このゲームは陣取りゲームみたいなもん(ちゃんとやってないので知りません。詳しくない人にはこの説明でいいし詳しい人はわかってるからいいでしょ)だと思うのですが、自分のパソコンが古ぼけたアンティーク家電であることを差し置いても、やってて「うまくできたな」と思える部分がなく、コツを調べても(Eスポーツ関連のやつらしくプロが記事を書いてたりするっぽい)下手な人間を叩かないと記事が成立しないらしく、読んでいて存在しないはずのコンプレックスを刺激されるのでとても嫌でした。(うまい人には何の罪もないよ)

そんなことが長く続いたので、自分はこのゲームをやっていても楽しくなれないことを悟って完全にlolをやらなくなってしまいました。友人数人と遅れてはじめて、レベルに差がありすぎて一人でずっとやってたのも原因だと思います。

このようなことあって以来、友人たちは自分の知らないことについて議論をしたり自分の知らない言葉で笑うようになったりしてしまいました。結構長く一緒に何かをしていたような友人も今はlolをしたり知らない言葉を使うようになってしまいました。

世の中にはこういう人って多いと思います。こうでなくとも、こうならないように必死でみんなに追いつこうとしている人もいると思います。(それはそれで偉いと思う)

今回はそういう人のうち、仲間内で自分の肩身が狭くなったのを感じてしまっていたり、正直みんなについていくためだけに色々やるのしんどい、という人に向けて自分の生き方を少しお話したいと思います。(アドバイスというていで自分語りができるので最高)

・「逆張りできて気持ちいい」と思う

いきなり万人向けじゃないことを言ってしまいました。でもこの気持ちは大事だと思います。どのゲームをやるかなんて人の道を外れることもそんなにない問題(例外あり)だと思うので、そういうところで周りの人とちょっと違うことをして「俺はみんなをもう一個上のレイヤーから見てますよ」と思うことは自分を守ることでもあると思います。同じゲームができないだけで完全に見放すような関係の人間は友人じゃない(そういう人間と友人であることはオススメしません)と思うので気の持ちようで解決しそうな問題はバンバン気の持ちようで解決していきましょう。

・「やらない理由」をいっぱい言う

lolをやっている友人の大半がおそらくこのブログの存在を知っているのですが、自分が今回このような内容のブログを書こうと思ったのはその友人に「なぜ自分がlolをやらないか」が伝わればいいなという思いもちょっとあってのものです。そのくらい「〇〇だから自分はこのゲームやらない」とはっきり友人に話すことは大切です。理由はいくつかあるのですが、第一に「やらない理由」をしっかり話せるくらいちゃんと考える必要があるからです。「面白くないから」「嫌だから」という理由でいいと思う(むしろそれと経済面以外の理由でゲームやめるってどういう状況だろう)のですが、友人に話すうえでは「なぜ面白くないのか」「なぜ嫌なのか」まで考える必要があります(そこまで話さないと友人と絶交しちゃうし友人と絶交することはたいてい良いことではないから)。第二に、そこまできちんと考えて全力で話したのなら、一般的な友人(自分は他人ではないので自分の尺度で話しています。ごめんね)であれば「そこまで言うなら……」となります(本人以外の人間、あるいは本人にも一人の人間の価値観をどうにかすることは基本的にできないから)。

・自分が同じ時間やっていること、考えていることを思い出してキモがる

自分はアイドルマスターシャイニーカラーズをやっていて、最近はそれをやるかそのことを考えるかで一日がほとんど終了してしまうのですが、lolをやってる人間はそれと同じくらいlolをやったり、lolのことを考えたりしています。正直どっちもキショいです。「俺、キモ~」「あいつら、怖~」と思ってると気が楽になります。

 

以上、自分の「自分だけやってないこと」への向き合い方でした。正直自分を一番大切にするように生きるのが一番得だと思います。(他人の目を気にして色々立ち回りを変えたり流行りに乗っかったりするのが楽しい人はそうすることが「自分を大切にすること」だと思います)なので自分の生き方を話したところでなんでもないですね。

ですが、自分がどう生きるか、そしてなぜそう生きるのか、ということについては、あなた自身で考えて決めてほしいです。かなり長く自分語りをしましたが結局これが一番言いたかったことです。

 

それでは、僕は「シャニマスのアイドルのモノマネ芸人見たら我慢できないかもな」と思う作業に戻ります。

さようなら。