ポケモンカードゲームのことを話します

ポケモンカードゲームをやっている。

 

あまりにもやりすぎて、最近はもうたまにやるくらいでいいかな…と思うくらいやりつくしている。

 

そこで、そんな「たまに」をより楽しくするための道具立てとして、ポケカで「キューブドラフト」を作ろうと思う。作ろうと思うし、作る過程をここに記録していこうと思う。両方やろうと思っているということだよ。

 

 

「キューブドラフト」なるものについて知らないという人もいらっしゃるかもしれない。平たく言えば「パックを開けて即デュエル!」みたいなことをやるためのパックを自前で作ったものと言えば伝わるだろうか。微妙に違う概念のことを話している気がするが、詳しくは目の前(君たちが今見ている画面ではなく、もっと手前の空間のことだ。)の機械で調べれば自分の説明より詳しくわかることと思う。

 

さて、そんなキューブドラフトだが、作ろう!となってから実際に作るまでには大きな壁がいくつもある。

 

一つ目は、当然ながら用意の手間だ。何人プレイを想定するか、一人に何枚ずつ配って、全体で何枚とするのか といったことをあらかじめ考え、カードをそろえる必要がある。たっかいものから骨董品まで必要とあらば集めねばならない。

 

二つ目は、これが自分が今回こうした記録を残しておこうと思ったきっかけなのだが、キューブの中身を決めるために参考にできるものが非常に限られているということだ。この手のキューブドラフトは調べると個人が開催するイベントなんかで用意されたものがヒットすることが多いのだが、キューブを用意した主催者は自分の経験等で様々な調整ができるのに対し、昨日の今日でキューブ作ります!となった人間が作るにはキューブという約600枚(大体このくらいの枚数であることが多い)の束は組みながら想像できることが少ない。

ポケモンが何枚でトレーナーズが何枚?ポケモンは何タイプを何枚?トレーナーズはグッズ、サポート、スタジアムはそれぞれ何枚?特殊エネルギーは?など、見当もつかないことだらけなのだ。

もちろんこれらのことに正解はなく、プレイする側としてもそんなことに気づく由もなく目の前のカードに集中するだけなので気に病むだけ損なのだが、せめて基準でもあれば楽に決まることが多いというのも事実だ。

検索すれば記事もキューブそのものの中身の画像もいくつか出てくるが、どれも古かったり、自分が求めているようなものではなかったりしてそのまま参考にするということはなかなか考えにくい。

数をこなすことだえできればこういった障害も習うより慣れろで比較的楽に解決を求めることができるのかもしれないが、生憎自分は「たまに」やるポケカのためにキューブを作るのであり、さらに自作のキューブでドラフトができるくらいの人数を集める などということを頻繁にできる程の人脈はない。キューブドラフトってめちゃくちゃ時間かかるし。

 

さらに、このような問題を乗り換えたうえで、これ最強になりすぎてないかなあ?などとバランスについて不安になる時間までついてくる。最悪である。

 

ここまで悪い面ばかりを話題にしてきたが、そんなキューブをなぜ作るのかと言われるとやはり集めるのも完成したキューブで遊ぶのも楽しいこと、そして好きなカードを好きなように入れても何ら問題ないことである。これらのメリットは前述のようなマイナスの面を打ち消して余りある。

 

実を言うと、自分は過去に一度キューブを作ったことがある。どの時代のカードだろうと入れまくって、その代わりに全く同じカードを入れることはせず、各種一枚ずつの採用としたやつだ。

これは友人たちとプレイしておおむね好評だったのだが、数点の問題点があったようだったので今回作るキューブではそこを改善したい。また、自分が特に好きなサンムーン期のカードにもっとフォーカスしたものを作りたい。

 

前回の問題点としては、まず全体の枚数が多めだったので最後のどうでもよし枠をとってる時間が長かったことがあげられる。これはいくつかの方法で解決可能だ。

 

・キューブ全体の枚数を減らす

・一手でとれる枚数を増やす

・全部取り切らなくとも、何枚かカードが余るようにピックを回す

・特別なルールを追加して、「どうでもいいカード」をなるべく減らす(ポケモンはそのタイプの基本エネルギーとして手札から使える 等)

 

ざっと考えられるだけでこのくらいある。枚数はちょうどよかった(前回ちょっと多め に調整して用意したくらいの枚数が、「ピックしたけど使わない(使わなくていい)カード」がいくつも出ることになり余裕をもってデッキを組める枚数だった)という意見もあったため、全体の枚数を減らす というのは最終手段としたい。言い忘れていたが、今回はこの「前回」より多人数でプレイすることも目的としているので枚数を増やすことはあっても絞るということは考えにくい。

残された解決法のうち、どれを採用するかは考えなければいけない。別に全部採用したっていいのだが、そうすると今度は余裕ができすぎてしまって、パックの初期状態で勝ち負けが決まる!みたいな極端なバランスになってしまうような気がする。気だけなのでそんなことないかもしれないが、ある程度の縛りがないとじゃあ構築やれやと思ってしまう。

 

全然文章の途中だが、頭から文章を考えて書いていたので、ここで急にハチャメチャな疲れが押し寄せてきた。そろそろ締めようと思う。

 

これからしばらくの間、こんな感じで忘備録的にキューブを作っていて思ったことを記録していくかもしれない。今回は割とお行儀のいい書き方を意識して話すことに整合性を持たせて筋が通るようにーーと考えながら書いていたので思ったことの6割ほどしか書けなかった。次回からはもっとメモ書き程度に、単発の考察がいくつか連なっているというような構成で記録をつけようと思う。